2007年に雑誌「ニコラ」でモデルデビューした川口春奈さん。
ナチュラルだけど凛と芯の通った雰囲気がとても素敵です。
ニコラのオーディションでグランプリとして雑誌に載った時に、あまりに
整いすぎていて驚いたのを今も鮮明に覚えています。
2009年頃から、ドラマに出ていない年がないほど人気女優になり、
2020年にはNHKドラマ「麒麟がくる」でついに大河ドラマデビューも果たしました。
そんな川口春奈さんですが、現在YouTubeのチャンネルをお持ちなのをご存知でしょうか?
メイク動画、ヨガ動画、実家企画など、プライベートの様子まで、動画で公開してくれています。
大河女優のプライベートを見られるなんていい時代になったとつくづく思います。
今回は、川口春奈さんのYouTubeチャンネル「はーちゃんねる」より、
川口春奈さんのメイク工程、テクニックをご紹介していきます。
セルフメイクではなく、プロにやってもらう、私たちが普段テレビで見ている川口春奈さんができるまでのメイクになります。
今回の動画では、使用アイテムの紹介はありませんでしたが、
さすがプロと思わせてくれるテクニックが満載でしたので是非参考にしていただければ嬉しいです。
川口春奈さんのメイク,スキンケアテクニックまとめ
艶肌の天才✨👏👏
メイクをしていくのは、普段から川口春奈さんを担当しているという
ヘアメイクアップアーティストの「髙取篤史」さんです。
川口さんのことを「はーちゃん」と呼んでいたり川口さんはタメ口で話していたり、信頼関係が築けていることが伺えました。
まずは、スキンケアや、メイクをしていく上で、ポイントとなる事をご紹介いたします。
川口春奈さんのメイクポイント
1,スキンケア前にまずスチーマーで保湿をし、メイクをしている間もつけっぱなしにする。
乾燥肌という川口春奈さんのスキンケアはまずスチーマーから始まります。
そのようにしている方は多いと思いますが、注目すべきは、「その後もつけっぱなし」という所です。
スキンケアの最中や、メイク中も、スチーマーはつけっぱなしです。
もちろん、顔に直接当ててしまうと水滴がついてしまうので、
少し、顔から離して近くでスチームが炊かれた状態にします。
メイク中に加湿器でしっかりと保湿されたような状態をスチーマーで作る事で、スキンケア中だけでなく、メイク中の乾燥を防ぐことができるので、是非とも真似したいテクニックですね!
2,メイクをする際は、正面から光を受ける。
メイクさんの髙取篤史さん曰く、メイク中の光はとても大切で、
特に「正面から光を受ける」事が重要だそうです。
部屋の照明だけでメイクをして外に出て見たら、「思ったよりチークが濃い!」なんて経験はないでしょうか?
一番良くないのは、上から光を受ける事。
こうすると、目の下などに影ができやすくなり、メイクが濃くなってしまったり、明暗を付けにくくなったりしてしまいます。
メイク中は、窓側を向いて、自然な光を正面から受けた状態にするのが一番綺麗に仕上がるそうです。
3,眉毛は極力いじらない。
最近でこそ、太眉や、ネイティヴ眉など、元々の毛流れを生かした眉毛が主流になっているので、眉毛をいじりすぎてしまう人も減ったと思いますが、
アラサー以上の世代には、細くしてしまいすぎた眉や、抜きすぎて生えてこなくなってしまった眉に覚えがあると思います…。
私も高校生時代などに細眉が流行っていたので、剃ったり抜いたりし続けた結果、アラサーの今、案の定生えてこない箇所があり、流行りの太眉にするのは諦めました。
川口春奈さんは、眉毛は極力いじらず、剃らない事を意識しているそうです。
元々の毛がしっかりしていますが、自眉を生かせるように残しておいて瞼の上など、明らかにいらない部分のみ「抜く」ようにしているそうです。
ちょっと、ぼさっとしてしまったり、抜き忘れ?のような毛が残ってしまったとしても気にせず「抜け感」と思うようにしているそうです。
確かに、眉毛はないよりある方が、メイクの幅は広がります。
自分の元々の眉毛を大事にしていきたいですね。
4,先に唇に少し色をつける。
リップメイクは一番最後のする人がほとんどだと思いますが、
髙取篤史さんによるとメイクの最初に少し色を付けておくと、全体のバランスが整いやすくなるそうです。
アイメイクのやりすぎ防止にもなるそうなので、早速試してみたいですね!
川口春奈さんのメイク工程
ベースメイク(ファンデーション、お粉、シェーディング、ハイライト)
ファンデーションは、リキッドタイプを使っています。
さらっとした水っぽいものを愛用しているそうです。
ファンデーションはできれば2色程度持っていると色の調整がしやすくおすすめだそうです。
涙型のスポンジで、塗るというよりは、ポンポンと馴染ませるように付けていきます。
中心部分から塗っていき、顔の外側に向けて薄くなるそうにつければ自然な陰影がつきます。
手やブラシではなく、スポンジを使う理由は、
スポンジが、スキンケアなどでの余分な油分を吸着しながら付けられるので
より自然で崩れにくいメイクに仕上がるそうです。
スポンジに残ったもので、軽く瞼にも乗せますが、
上瞼の自然なくすみは整えすぎない事が大切だとのこと。
整えすぎてしまうとのっぺりとした印象になってしまうそうで、
くすみがあっても軽く残すくらいにしているそうです。
ただ、色素沈着などが濃い場合は、薄くオレンジのコンシーラーやシャドウを乗せるとGOODです。
ファンデーションの後、お粉を付けますが、つける場所も量も最小限です。
メイクが乗りやすくなるように、目の周りとTゾーンにサッとブラシで付けて、眉にはパフで、目の隙間の余分な油分を取るように付けていきます。
その後、シェーディングを入れていきますが、
より自然に仕上がるように、使うのは色の濃いめのファンデーションです。
普段使っているファンデーションより2トーンくらい暗めの色を頬骨の下に沿って、お顔の立体感を出していきます。
ハイライトは、艶のでるフェイスカラーを頬骨の上から目の下に入れます。
頬骨の丸みに沿って入れると光りやすいとのこと。
鼻先、顎先など影のできやすい部分にもアクセント的に軽く入れます。
川口春奈さんは、コンシーラーの使用は必要な時だけでマストではないそうです。
お肌つるつるだからほとんどいらなそうですよね。
毛穴や、産毛など、つい気になってしまうポイントも
隠しすぎない事で抜け感が出るので大切だと仰っていました。
どうしてもメイクをしていると完璧に隠してしまいたくなりますが、
川口春奈さんのようにナチュラルさも大事にしていきたいですね。
アイブロウ(眉毛)メイク
眉毛はまず、スクリューブラシで「やや上」に毛並みを整えます。
川口春奈さんは自眉がしっかりしているので眉メイクはやらなくても良いそうですが、
少しでもメイクするとやはり印象は変わっていました。
髪の毛に合った色で、筆を使い少しずつ色を乗せていきます。
眉毛がしっかり生えている場合でも、眉が下に少し乗せるとお顔の全体が締まって見えるそうです。
眉の輪郭は後にして、先に中を塗っていくと、輪郭が埋まりすぎず自然に仕上がります。
これは特に、自眉のがしっかりしていたり形が綺麗な人に向いている描き方になります。
その後、無職の眉マスカラで再度毛流れを整えて眉は完成です!
髪色の明るい方は、ここでカラー眉マスカラを使ってもOKだと思います。
アイメイク
まずはビューラーですが、ドライヤーで温めてから使っていました。
グッと上げたくなるのをこらえて、自然な上げ具合に調整します。
アイラインは、二重が奥二重気味なので、できるだけ細く引いていきます。
使っていたのは水溶きタイプのライナーで、まつ毛の根本、インライン、目尻の延長線上に2mm程度引きます。
目頭側は、まつ毛の生え際と、粘膜の境目くらいにペンシルで少し描きます。
次に、アイシャドウですが、
締め色の茶系の色は、目頭側、目尻側だけに付けて、目の中心は避けるように塗ります。
目の丸みを意識して、影になる部分だけに入れるイメージです。
その後に、締め色を塗らなかった中心部分にシルバーやゴールドなどの明るい色を塗っていきます。どちらも、薄めでサッと塗る程度です。
マスカラは、細め(クリニークかな?)のもので塗り、コームでダマを取ってからホットビューラーで上げます。
川口春奈さんは、まつ毛のカールが取れてしまいやすいそうです。
同じような方は、ビューラーを温めたり、マスカラ後にホットビューラーをしたり温めながらのメイクをぜひ真似してみてくださいね。
チーク、リップ
チークは、オレンジ系やイエロー系など肌馴染みの良いお色が好きだそうです。
濃い色や、ピンク系はあまり使わないのだとか。
付け方は薄めに、シェーディングと軽く繋げるようなイメージで塗っていきます。
場所で言うと、頬の中央から、頬骨の上あたりにぼんやり入れていました。
リップは、はじめに軽く色を付けたので、最後に色付きのグロスと付けるだけで完成です。
お色は、ピンクベージュや、ブラウンオレンジなど濃すぎないものが好きだそうです。
さいごに
川口春奈さんのメイク動画は、すっぴんが可愛すぎて、
「ビフォーアフターでなく、アフターアフターだった」や、
「元が可愛すぎて参考にならない」なんてコメントが飛び交っています。
確かに、すっぴんでも全く問題がないほど完成されていますが、
メイクの細かなテクニックは、プロならではの早速真似してみたいもので溢れていましたし、とても参考になるものでした。
丁寧に、でも自然な仕上がりのメイクは川口春奈さんの雰囲気にぴったりですね。
今後、愛用のカラーなどの紹介動画も出すかもとのことだったので、また更新された際はご紹介していきたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございました!